丸の内朝大学

ソーシャルプロジェクトブログ

丸の内朝大学のクラスをきっかけに、受講生同士のネットワークから生まれた、
まち、地域、社会を変えるプロジェクトの活動をレポート!

2014.01.06

Theatre at Dawn (シアター・アット・ドーン)

おしえてナカさん ⑫NEXT朝大 〜最終回〜

信さん:それで、コケたクラス、化けたクラスってありますか?

:(笑)

奈香さん:化けたのは、写真クラスの浅田先生コーラスのなみへい先生チアを作った時は震災直後で、街を元気にするチアなんかどうかなって始めたんだよね。

もっくん:初耳〜!

みな:朝大が出してくるものは、流行に乗るというより、時代を先取りしてませんか。断捨離もそうだったし、クラスをやった2年後くらいに世間のベストセラーになる。

奈香さん:育てる系のコンテンツだね。街に必要なものは、意識して入れるようにしています。最近だとパパママ。この先の男性と女性の働き方について、産休を取る女性のマナーはどうなんだろうとか、街の機能として、働き方や暮らし方を変えるヒントがないか、そういうことは朝大学の中でも考えていきたいなって思ってます。

私の周りで活躍している人たちが、だいたい40代後半でパタっと倒れることに気づいてから生まれたのが妊活タニタなどの健康クラス。せっかく食の豊かな国なのに、日本は予防医療の知識が足りないんですね。

信さん:妊活クラスは興味ありました。でも女性限定だったんだよね。

さえちゃん私、受けました。不妊の原因の半分は男性だというし、男の人も一緒になって出産や育児について学べたら、女の人の負担や罪悪感も減るだろうな。

くまさん:「NEXT朝大」として、これからの朝大生はどうなって欲しい?

奈香さん:昼間に会社があるから無理だとは思うんだけど、自分たちの場所を持つとか。場所の運営をしてみること。自分たちが溜まる場所、何かを発表する場所、情報発信を常にしている場所。もしかしたらそれが発展して、新しい形の街のインフォメーションセンターになるかもしれない。そこに行けば、就業者やほかの人が今どうやって丸の内を楽しんでいるのかがわかる。レストランはここが美味しいよってわかるとか。朝だけに区切るのも面白いだろうし、昼間はシニアの方に運営してもらって、市民との交流もできるとかね。

あと、受講生にしてほしいのは、先生を育ててもらうことかな。(笑)

みな:あ、なぜか今、なみへい先生の顔が浮かんだ。(笑)

信さん:話が多くて、いつになったら歌うんだと。(笑)まぁおかげで良い先生になってきましたよ。

:(笑)

信さん:NEXT朝大として、街の3年後、5年後をイメージしながら僕たちに出来る事を考えてみると、色々浮かんでくるよね。健康、歌、カレー・・・コンテンツはたくさんあるわけだし、枠にとらわれず、みんなで考えていきたいな。

と、いうところで、そろそろみんな出勤のお時間ですね。まだまだ聞いてみたい話もシェアしたいアイディアもあるかとは思いますが、一旦終了と致しましょう。奈香さん、皆さん、どうもありがとうございました!いってらっしゃい!

:ありがとうございましたー!


〜おわりに〜

加藤奈香さんのインタビューはこれで終わりです。
ドーンズ初めての連載企画、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

普通の大人が、本業で培った社会人としてのスキルを、街作りやコミュニティを作ることに傾けて、社会に少し提案をしてみる。やる気と楽しさで突き進むと、想像を超えたどこかにたどり着くことが出来るのかもしれません。

奈香さんのお話を伺って、楽しみながら続けてきたことに、意義と役割を改めて感じることが出来た私達。Theatre at Dawnは、これからもエンターテイメントを通して新しい社交の場を街の中に生み出していけたらと思っていますが、もしも今朝のこのインタビューが、他の誰かの背中を押すことが出来ることがあれば、とても嬉しく思います。

最後に、奈香さんはじめ、インタビューに参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

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