丸の内朝大学

クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.10.22

新潟清酒達人検定受験クラス

【第1回】新潟清酒達人検定の傾向と対策を学ぶ

少しずつ寒くなってきて、日本酒造りに適した季節となってきました。

いよいよ新潟清酒クラス、始まりました!!

このクラスのフィールドワークでは、新潟に行って酒蔵見学、酒造り仕込み体験などをし、最終回では新潟清酒達人検定・銅の試験にチャレンジします!
本当に新潟清酒漬けな2ヶ月間です。

当然クラスの受講者は、日本酒好きの人たちばかり・・。
ということで、この2ヶ月間みんなで楽しく飲んで学んで行けたらいいなと思います。そして、日本酒試飲あり!ということでワクワクします(笑)

初回の講師は、新潟清酒クラスお馴染みの3号さんこと今井先生!新潟清酒検定・金の達人でいらっしゃいます。
今日も米パーカーに酒蔵の前掛けをして登場です。

早速、第1回目開講ということで、乾杯!!
さすがに朝から…ということでみんな戸惑ってましたが、乾杯すると気分も盛り上がります。

さて、授業に入っていきます。清酒検定に向けて、1人一冊ずつ新潟清酒検定のテキストが配布されました。
試験はどうやらほぼテキストから出題されるようです。テキストを熟読して12月の試験に臨みます。
しっかり勉強して、全員合格になるといいですね!!

~新潟清酒をはぐくむ人と技と風土について~
新潟の日本酒の特徴について学んでいきます。

①清酒造りに適した気候
夏に日照時間が長いことが、良質な米作りに適している。冬の降雪量が、豊富な水源になり、また空気中の塵を落としてくれる。
冬でも極端な低温にならず、昼夜の気温差がなく安定した気温であることが、低温長期発酵に適した環境となっている。

②新潟生まれの酒米
『五百万石』酒造好適米の代表的な品種で、新潟県内での作付割合は第1位。
『越淡麗』15年の歳月をかけて研究され、山田錦(母)と五百万石(父)を交配して生まれた酒米。

③ぜいたくに磨いた米
清酒造りに使用される酒米は、品質を高めるために、雑味や着色の原因となるタンパク質、香気に影響を与える不飽和脂肪酸を多く含む脂質を削り落とされる。
新潟清酒の平均精米歩合(米を磨いて残っている重量割合)は58.2%。良質な米をぜいたくに磨いており、高品質の証となっている。

さて、特徴を学んだところで、続いて・・利き酒体験の時間!
4種類のお酒が出てきました。JRが仕掛けた『新潟しゅぽっぽ』です。
こちらは、4つの蔵が同じ田んぼで育った酒米「五百万石」を使用し、精米歩合も同じ「58%」にして仕込んでいます。
今代司、越後鶴亀、吉乃川、君の井です。どれも新潟の特徴である淡麗辛口ですが、酒米・精米歩合が同じでも仕込む蔵によって味が違うのが不思議です。
うーん。どれもこれも美味しい・・。朝じゃなければ全部頂いちゃうのに!


来週も利き酒があるみたいです。楽しみです!!

クラス委員 おっきー&ようかん

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