受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!
2018.11.16
新潟清酒達人検定受験クラス
11月に入ると、急に陽が昇るのが遅くなったような気がします。
早いもので、このクラスももう折り返しを迎えました。
あとは2回の座学と、そして達人検定の当日を残すのみです。
12月まであっという間ですが、頑張りましょう!
さて、本日の講師は、新潟フィールドワークの初日でもお世話になった村山和恵さんです。
女性の日本酒コミュニティ「にいがた美醸」を主宰されているほか、「酒サムライ」として日本酒に関する様々な活動を行っていらっしゃる、秋田美人(※新潟生まれではないそうです)。
本業は大学の教員という和恵先生の講義は、とてもわかりやすくて、眠気の残る朝のアタマにもすらすらと入ってきます♪
まず最初に、前週に終えたばかりのフィールドワークの振り返りを。
あ~、ほんとに密度の濃い、充実したフィールドワークだったな~。
フィールドワークで学んだことを復習しながら、あらためてお酒造りにまつわるお話をうかがいます。
行く前は説明を聞いて想像するだけでしたが、実際に行ってみて体験した後では、より具体的なイメージが湧きます。
今日のテーマは「日本酒の楽しみ方を学ぶ」ということで、さまざまな観点からお酒を楽しむ方法を紹介していただきました。
たとえば、新潟では3月に最大の日本酒イベント「にいがた酒の陣」が開催されるほか、各地で地元のお酒イベントが開催されています。
また、JRとのコラボレーションでは、新潟清酒をコンセプトにした企画列車「越乃Shu*Kura」を運行したり、同じ酒米・同じ精米歩合で4つの蔵が仕込む「しゅぽっぽ」を作ったりしています。
また、地元ならではの楽しみ方として「市場で飲む」という、ツウな楽しみ方も教わりました。
獲れたての新鮮な魚介に、淡麗な新潟清酒をきゅっと。一度やってみたい!
また、新潟のお酒というと「淡麗辛口」がウリなのですが、それだけではないということで、
様々なお酒を紹介していただきました。
華やかな香りのものや熟成系、芳醇なもの、という味わいでの切り口の他、
「女性に向けた辛口」や、「カレーに合う」「ステーキに合う」をコンセプトにしたお酒もあるのだそうです。
どんな味なんだろう!?
と、いうことで本日も最後は試飲のお時間です。
<本日のラインナップ>
①真野鶴 純米吟醸にごり酒 CLOUDY(尾畑酒造)
②純米吟醸酒 新潟自然農場(株式会社越後伝衛門)
③特別純米 シャトー妙高(妙高酒造)
どれもユニークな味わいで、個性が光っています。
フィールドワークの前は、みんなほぼ初対面ということもあり、なんとなくカタイ空気も漂っていたのですが、
2日間、朝から晩までみんなでお酒を楽しんだ後は、クラスの雰囲気もだいぶ明るく楽しくなってきました。
講義も残り少ないですが、みんなでもっとお酒を楽しめるといいなと思います。
クラス委員
ようかん&おっきー
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丸の内朝大学企画委員会によるものではありません。