丸の内朝大学

クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.10.29

新潟清酒達人検定受験クラス

【第2回】酒造りの基礎と新潟清酒の味わい

おはようございます!

このクラスも2回目の朝を迎えました。が、、
2回目にして、時間どおりに集合した受講生は全体の半分ほど。
それもそのはず?昨晩はクラスの第1回懇親会を開催したのでした。
このクラスを受講する皆さんの事、当然お酒好きが集まるわけで。
講義の前日ではあったものの、新潟のお酒をたっぷり楽しんだ結果、起きられなかった受講生もいたようです…
かくいう私も、二度寝の誘惑を振り切ってなんとか早起きしたものの、超絶眠い(=_=)

そんな朝ですが、眠気と戦いつつ、新潟清酒のお勉強開始です!

第2回の講師は、新潟清酒達人検定・金の達人有志の会 会長の渡辺英雄さん。
全国きき酒選手権大会で準優勝の経歴があり、新潟清酒に関する深い見識をお持ちの先生です。

本日のテーマは「酒造りの基礎と新潟清酒の味わい」。
日本酒学講師の資格をお持ちの渡辺先生、初心者でも非常にわかりやすい解説で講義を進めてくださいます。

1.お酒づくりの基礎:お米から日本酒ができるまで
原料となるお米と水が、どのようにして美味しい日本酒になるのかを学びます。

2.製品の狙いと酒質設計:どんなお酒を売りたいのか
いつ、どんなシチュエーションで、だれが飲むお酒を売りたいのか。
お酒にもマーケティングがあり、狙ったお酒を造る事ができるのが技術の見せ所。

3.味わいと嗜好:目的にあったお酒の選び方
同じ材料を用いても、びっくりするほど味わいが異なるお酒が生まれるその理由を探ります。

さて、本日の試飲タイム。
同じ新潟清酒でも、どんな風に味わいが異なるのかを実際に感じてみます。

<本日のラインナップ>
①マスカガミ 純米吟醸じぶんどき(株式会社マスカガミ)
②麒麟山 純米吟醸ブラウンボトル(麒麟山酒造)
③舞鶴 鼓88 純米(恩田酒造)
④IMA 牡蠣のための日本酒(今代司酒造)

ひと口に「日本酒」「新潟清酒」と言っても、全然違うんです。
当然、好みも人それぞれ。「どのお酒が一番好きですか?」の質問には、みんなバラバラの回答が。
渡辺先生曰く、
「どのお酒が一番美味しいですか?とよく聞かれますが、人の好みはみんな違うし、合わせるシーンによって美味しいと感じるお酒も変わるので、どれが一番という答えはありません」
だそうです。納得。

寝不足気味のアタマに日本酒。
今日はもう、仕事になりそうもありませんね。

次回はいよいよ新潟でのフィールドワークです。
受講生みんなで、新潟の美味しい食とお酒を楽しんで来ようと思います!

クラス委員
ようかん&おっきー

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