丸の内朝大学

クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.11.05

心理メソッドクラス

【第4回】三日坊主の脱却方法

こんにちは!

毎週木曜朝、丸の内朝大学心理メソッドクラスの教室は、大手町フィナンシャルシティサウスタワー5Fの「東京金融ビレッジ」です。硬そうな名称ですが、教室前のラウンジは、なんとラグジュアリー♪

朝から、少しテンション上がります!

さて、第4回目の心理メソッドクラスのテーマは『三日坊主の脱却方法』。

朝弱い方のクラス委員(ゆっこ)は、既に4回連続の早朝授業に出席している自分に、「やたー!既に、三日坊主脱却している!!」と更にテンションあがりつつ、授業開始。

そして今回は、この皆もよく使う『テンション』の本当の意味が明らかになります。

さて、一発目は、やはりワークからスタート。

«WORK»

・「1~10」の数字を、ストップがかかるまでできるだけ書いてください。

「はい、スタートです!」の合図共に、もくもくと書き続けます。

1・2・3・4・5・6・7・8・9・10、1・2・3・4・5・6・7・8・9・10、1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・・・・・

何分たったのでしょうか?まだ声がかかりません。

引き続き、カリカリカリ・・・

「はーい、終了です!皆さん、何個書けましたでしょうか?」

1~10の数字を続けて何個書けたか、テーブル毎でシェアします。

私は、1~10☓22セット+数字1までだったので、計221。

結構頑張りました!

「では、もう一回同じワークをします。次は、先程の自分の結果を超えるよう頑張って!時間は2分です!はい、スタートです!」

よし!2分ね。さっきの自分の結果以上だから、10個の数字を30セットは書けるようにしよう。

もくもく、カリカリ・・・

皆の集中力も先程よりアップしているようで、カリカリのスピートもはやい。

「はい!終了です!皆さん何個書けましたでしょうか?」

私は、1~10☓30セット+1・2・3・4の数字まで書けたので、計304。

先程より、たくさん書くことができました。

皆も、1回目は10~20セット位の平均でしたが、2回目は30セットを超える方が多く、結果が良かったようです。

さて、どうして1回目より2回目の結果がよかったのでしょうか?

自分の感覚からいうと、2回目の方が「集中」できていて「やる気」もあったような・・・

2回目の結果がよかった要因は以下があげられるようです。

  1. ゴールの明確化 (→2分間という制限)
  2. 目標の明確化 (→「前の自分の結果を超える」という目標の設定)

なるほど。

制限2分がわかり、ラストスパートがかけられたし、明確な目標があったので、「やる気」が出て、自分自身の目標を設定し、ワークに挑戦することができました。

この「やる気」ですが、以下の2種類にわけられるようです。

【テンション】

・瞬間的に上げられる

・時間の経過によって下がる

・外部要因に影響を受けやすい

【モチベーション】

・瞬間的に上がらない

・一度上がると下がらない

・外部要因に影響を受けにくい

長く続けたいモノ・コトは【モチベーション】で動いたほうがいいみたい。

ここでワーク2。

«WORK»

・これまでに「テンション」だったものと「モチベーション」だったものを書き出してみましょう。

こちらもテーブル毎にシェアします。

ワーク時のテーブル毎のシェアは、仲間の話に耳を傾けたり、うなずいたり、いつも盛り上がります!

今回のテンションやモチベーションはよく聞いたり使ったりするワードですが、その時湧いた「感情」を自分自身で捉えてみると新しい発見もあるようでした。

この書き出しワークでの重要なポイントは、“感情のエサ”=『動機づけ』です。

例えば、私の場合、運動習慣をつけるためにしたことは・・・

【テンション】Wii fit(ゲーム機)で運動

準備が面倒、また、準備したからには「30分はやらないと」と思ってしまい、次につながらない。

ダイエット目的であったが、目標体重と期間の設定がいつもうまくいかず、達成感が得られずつまらない。

【モチベーション】バランスボール

準備が手軽、15分程度でも体幹トレーニングにはいいし、TVを見ながらでもできて楽しい

体幹トレーニングは健康に直結していて、日々の生活の中で成果が体感できて嬉しい

私が、長く続けることのできる“感情”は、“楽しい”や“嬉しい”という感情。

これが、“感情のエサ”です。

反対に行動が止まってしまうのは、面倒くさいつまらないという感情。

この自分の傾向を知っておくと、‹モチベーションが育つエサ“動機づけ”›=“やる気スイッチ”探しに役立ちます。

そして、今回の課題は・・・

「自分の感情のエサ(動機づけ)を探してみよう!」

【外発的動機づけ】(報酬や肩書、ご褒美的なもの)

【内発的動機づけ】(感情+および-両方、やりがい等)

上記の“動機づけ”を参考に、自分の過去の出来事の振り返り、今の実生活に落とし込んで、リアリティーのある自分の『やる気スイッチ』を探してみたいと思います。

クラス委員

あさこ&ゆっこ

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