丸の内朝大学

クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.10.27

心理メソッドクラス

【第3回】周りの人に左右されない自分を作る方法

こんにちは!

第3回の心理メソッドクラスです!

今回のテーマは「周りの人に左右されない自分を作る方法」でした!

本日は、二人一組になり「お互い見つめ合う」からスタートしました。

スタート!の声がかかった瞬間、クラスじゅうから笑いの声が・・・

そうです!ほとんどの方が、「恥ずかしい」、という感情がいっきに湧いたようでした!30秒を過ぎる頃には、少し慣れてきたのか、皆さん落ち着きを取り戻していました。

このワークは、相手を観察し、感情の変化を見る、ということを目的に実施しました。

自分の感情から、相手の行動を観察しよう、という行動をはじめてから、感情の変化が明らかにわかりました。

そして、さらなるワーク!今度は制限時間5分で、二人一組でそれぞれに相手に知られないようにお題が与えられました。

Aグループには、「相手にカリスマ性がありますよね、と言わせてください」、Bグループには、「相手に映画に誘われてください」というテーマ。

スタート!

いろいろな言い回しで、何とか言わせようとしますが、これがなかなか上手くいかない。

あの手この手で、伝えようとしても、結局相手にその言葉を言ってもらうことはできませんでした。皆さんの結果も同様のようでした。

「どんな感情が湧きましたか?」

私の場合、制限時間に対する焦り、伝えられないもどかしさ、答えが近づいてきたときの、ドキドキ感、うれしさ、などの感情が湧いてきました。

これが実際に仕事や恋愛の場面では、より焦り、不安、の感情を味わいやすいとのことでした。

このワークでは、コントロールできないものを、コントロールできるようにしよう、と試みることであり、結果、他人はコントロールできないことが、よく理解できました。

どうしても日常生活の中で、コントロールできないもの、例えば他人の言動、他人の思考、他人の感情、他人からの評価、結果、そして自分の感情、にどうしても目がいってしまいます。コントロールできないものに意識がむいてしまうことで、結果、パフォーマンスの低下が起きてしまい、場合によっては、自分の自信を失ってしまいます。

では、そのようなときの対応方法は、

「気づく」「とめる」「戻す」

をやってみることです。

例えば、交渉をする場合、相手のペースにはまってしまうことがあり、相手を変えようという意識が働いてしまいます。その場合、まず、「あっ、コントロールできないことをしようとしているな、と気づく」、次に「コントロールできないものに意識を向けるのをやめる」、この場合止めるためのアクションを事前に決めておくといいそうです(いったんペンを落とす等)。そして「自分がコントロールできるものに目を向ける」このときの行動は、自分が確実にできることに設定します。(質問をする、強い声で話す、等)

相手を変えようとすることは難しく、そこに時間を費やすよりも、自分の行動を変えたほうが、物事が前進します。さらには、相手をコントロールしようとする方法しかできないと、そこに巻き込まれやすく、そのストレスによって行動が停滞してしまいます。

そこで今回の宿題は以下のとおりです。

「コントロールできないものに意識が向いている自分に気づく」

コントロールできる、自分の行動に目を向けていくこと、とても重要だと思いました。

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