丸の内朝大学

クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.10.26

マネーコミュニケーションクラス

【第3回】大手企業社員から起業する

 

■ゲストは大企業から20代で独立された株本祐己さん

株本さんは、早稲田大学スポーツ科学部を卒業されています。
なぜこの学科を選んだのか?
別に弁護士になりたい訳でもないのにわざわざがんばって法学部に行く必要もない。
会社員になるんだったら、就職に有利で偏差値が低い早稲田大学スポーツ科学部が一番コスパがいいなと思って入られたそうです。
なるほどー。

内藤先生は、60点で合格できる学校があるとすれば、60点で入学するのが一番コスパが高い。80点を目指すと無駄な労力をかけることになる。
そして無名の大学の法学部を目指すよりも有名大学で入りやすい学部に入った方が世間の評価は高くなる。と仰っていました。

確かにそのとおりですよね。
ただ、60点取る事が余裕な人であれば別ですが、60点ギリギリの人が受験するのは相当ドキドキしそうですね^ ^;

■印象的だったのは「つまらない仕事を楽しそうにやっている」こと。

大手企業で働いている時に、
手順書を作るための手順書を作っていることに衝撃を受けたそうです。
私もその話を聞いてびっくりしました^ ^;

■ポイントは起業前にキーパーソンを作っておくこと

人脈とは知り合いがたくさんいることではないとのこと。
ビジネス上の人脈とは、マネタイズできる人(意思決定権者=仕事を発注できる人)といかに多くのつながりを持てるか。
ここがスモールビジネスの場合は特に大事なこととのことでした。

例えば、5万円の決済権も持てない大手企業の課長より、5万円の広告を発注できる居酒屋の店長の方が良い。

分かりやすいですね。

■株本さんからのアドバイス

・マネタイズするかどうかわからない事業に対しての借金はNG。
・失敗する人は大抵大きな借金をして事業を立ち上げる人。
・勝つのは資金調達に困っていない人。
・発注してもらえる環境を作る事。

株本さんの固定費は5万円以下。赤字に絶対にならない仕組みを作っているそうです。
「フリーランス」とは複数社と社員契約を結ぶようなもの。
パフォーマンスを上げればいくらでも稼げる。
この意識を持つ覚悟があれば誰でもチャレンジできることだと仰っていました。

起業を考えている方はぜひ参考になさってください。

右:内藤先生、中央:株本さん、左:えりりん

 

■次回のテーマは「地方から起業する」

次回のゲストは、亀山貴一さんです。

石巻市に生まれ、2012年3月に地元を再生するプロジェクトを立ち上げられた方です。地方から起業するハードル、楽しさ、リスク管理などの実体験を語っていただけるそうです。

お話しを伺うのが楽しみです♡

<クラス委員>

えりりん&けんけん

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