丸の内朝大学

クラス委員ブログ

受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!

2018.10.28

ウィーンの音楽文化とオペラクラス

第3回:Opera界の風雲児「モーツァルト」

チャララララン♪♪チャララララン♪♪チャラララララララララララン♪♪

誰もが何かしらの曲を耳にしたことがあるモーツァルト。オペラクラス第3回目はモーツァルトのオペラを徹底追跡っ!(ちなみに、一番上の「トルコ行進曲のつもりですw」)

「モーツァルトのオペラ」と書きましたが、ここでワンポイント!
映画だと「スピルバーグ監督のスターウォーズ」、ストレートの芝居だと「シェイクスピアのリア王」など、それぞれ作品を示す時に「監督名」「作家名」が冠に付いていますよね。オペラには「作家」「作曲家」「演出家」「指揮者」といるのですが、冠に誰が来ると思いますか?

そう、オペラの場合は「作曲家」を冠に据えて呼ぶんです。
というわけで、モーツァルトのオペラを見ていきましょうっ!

短命で知られるモーツァルト。35年の生涯でオペラは作品は21タイトル(3曲は未完)。そのうち「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コジ・ファン・トッテ」「魔笛」が5大オペラと称されています。

限られた時間の中で作品が分かるように、講師の高島さんが編集&字幕解説を付けて下さった特別バージョンでモーツァルトの作品を鑑賞します♪♪

今回観たのは「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」の2作。私が一番感じたのは「多重感」でした。あの声、この声、この動き、が全部合わさることで一つを作り上げている、そんな世界観でした。後で講師の高島さんに伺ったところによるとモーツァルトのオペラは、例えばAさん、Bさん、Cさんが一緒に歌っているとして、Aさんの歌がメインになる時はBさん、Cさんの歌もAさんが目立つような音になるように緻密に計算されているのだとか!す、すごい!!

次回、今まさに「コジ・ファン・トッテ」の指揮をされている広上さんのお話を伺ったら、いざ!FW!モーツァルトの「コジ・ファン・トッテ」をみんなで観劇に行きます♪♪いやぁ、楽しみ!

と、ここで事務局の能崎さんから一言。
「みなさんに今日観て頂いた作品は”オペラってこういう感じだよね”と分かり易いものを選んでいます。実際は演出で世界観は全然違います。みなさんで観に行く「コジ・ファン・トッテ」の演出家さんは多分オペラっぽくない演出をします。だから今回観た”オペラっぽい”物とは全く違うと思います。そこらへんの違いも楽しんでみてください。」

えー!!一体、私たちはどんな世界観に巻き込まれちゃうの!?!?これはますます楽しみっ♪───O(≧∇≦)O────♪

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