受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!
2018.12.06
ミュージカル堪能クラス
おはようございます!
盛り上がってきたクラスもいよいよ後半に突入。
早いものです…。
さて、今朝もすてきなゲスト講師をお迎えします。
東宝の敏腕プロデューサー、服部優希さん。
バシッと着こなしたスーツを翻して、颯爽と現れた服部さん。
デキるオーラがすごい…!
服部さんは、今でこそ東宝で働いていらっしゃいますが、もともと演劇が大好きだったわけではなかったんです、とのこと。
大学の専攻を選ぶときにたまたま演劇を見たことがきっかけで興味をもち、社会人としてのキャリアは普通のOLさんから始めた、と言うから驚きです。
へー!演劇業界にいる人ってお母さんのお腹にいるころから演劇を見てます、みたいな人ばっかりなのかと思ってました〜。(偏見)
ところで、プロデューサーのお仕事ってどういうものなのでしょうか。
服部さん曰く、なんでも屋さん。
公演の企画立案、キャスト・スタッフ集め、台本の手配、稽古の準備、予算の管理。
これらぜーんぶプロデューサーがやるお仕事なんだそう。
大道具が決まらなければ立ち稽古ができないし、照明プランも決めないといけないし、台本や音楽はどんどん変更されるし…。開演初日までにやることは盛りだくさん。
なるほど、スムーズに滞り無く開演初日の幕をあけるために奔走するお仕事と言えそうですね。
当然、指揮者・音楽監督の塩ちゃん先生にオファーを出すのもプロデューサーのおしごと。
常に仕事をしたい人ランキング上位に入る塩ちゃん先生は、いつもひっぱりだこでスケジュールがとれないのだそう。
困ったときに必ずスーパーマンみたいに助けてくれる塩ちゃん先生のことは本当に心の底から信頼しています!と、熱弁する服部さん。
やっぱり、私たちの塩ちゃん先生、さすがだなぁ…。
そして、前回の松井るみさんもおっしゃっていましたが、「マリー・アントワネット」の公演でいちばん大変だったのが衣装。
大きくて、重くて、高い。
衣装が重いと着るキャストの負担も大きくなるので、生地探しからこだわったんですって!
苦労してやっと初日の幕が開いてお客様の顔を見たとき、いちばんホッとすると同時にひとりで仕事は何もできないと実感する瞬間でもあるそうです。
そしてお客様からのアンケートはとても参考にしているのでぜひ書いてください!とのこと。
劇場で配られるチラシの束のなかにひっそりとあるアンケート、あれって読んでもらえるんですね。
今度からがんばって書こうかな…。
華やかに見えるミュージカルの世界はこういう必殺仕事人みたいな人が支えてるのだなぁ…としみじみしたのもつかの間、時計を見れば出勤の時間です。
それでは、本日も気をつけていってらっしゃい!
次のクラスもどうぞお楽しみに^^
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