受講生のなかから選ばれるファシリテーターの「クラス委員」が
各クラスの様子をレポート!
2017.08.24
出世酒場クラス
待ちに待った居酒屋フィールドワーク♪
今回は日本最古の居酒屋、みますやさんに行ってまいりました!
みますや 明治38年(1905年)創業
アインシュタインが「相対性理論」、夏目漱石が「吾輩は猫である」を発表した年に産声をあげた居酒屋です。
100年以上も営業を続ける店の歴史。
その中には東京大空襲で隣家まで来た火の手を、この飲み屋を残したい!という一心で常連たちが必死に守り食い止めた、との説話も残るみますやさん。
このエピソードこそが出世の極意そのもの、のような気がしますよね。
場所は居酒屋ですがフィールドワークですので、もちろん講義もあります^ ^
今回は日本の居酒屋史を教えていただきました。少しだけご紹介しますね。
はじめは酒屋で常連が立って飲むスタイル。
そこに、ちょっとしたおつまみが出始め、湯豆腐やぬたなど少しづつ様々なお料理を出すようになったとのこと。お料理だけでなく営業時間帯も様々。その多様性が個人的にはとても興味深く感じました。
いかに儲けるか、いかに喜んでもらえるかを江戸の商人達は頭をひねり、ひねり出された恩恵をいま私は受けてるんだなぁ…と、みますやさんの徳利を眺めながら思いました。
受け継がれるおもてなしの原点。
良いものは100年200年、何年経っても愛され受け継がれるんですね。
江戸時代には3万6千軒もの居酒屋があって、今よりも飲兵衛が多かったそうです。
現代はというと、1955年の男性の飲酒習慣率は54.4%だったのが2000年には35.4%と年々下がっているそうです。ちなみに女性の数値は…逆に増えているとのこと。
女性も男性と一緒にお酒を楽しめる、おおらかな時代になった、ということでしょうね!そういうことにしておきましょう(^-^;
そしてお楽しみのお食事の前に、前回の講義のおさらい。ビールの美味しい注ぎ方から。
100年の趣を感じる黒光りの柱や黄色い裸電球の下で、先生から教わった美味しい注ぎ方で入れたビールは格別の味でした。
講義室とは違い、お酒を酌み交わしながらマッキー先生と直接お話しができる貴重な時間。
その個別の時間の中でも、心に残るエピソードがあって先生とお話しできて本当に良かったと受講者の方から伺い、そのお話の内容を教えてもらいまた勉強させていただきました。居酒屋フィールドワーク万歳!!
そして、裏メニューのカレーが本当に本当に美味しかったです♬
次回は8/29(火)です。
ミシュランにも認められた正一合の「シンスケ」で生真面目な出世を学んでまいります。
クラス委員、みほ&ゆかこ
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